録画機能は自分を誉めるためにあるのではないかという話

テレビ録画機能の進化は著しい。アナログブラウン管からの地デジ化によって進化のスピードは伸びた(気がする)。

昨今、全局録画してくれるやつもあるらしい。いいな、ほしい。

さて、私は昨日、昔録画していたL'Arc～en～CielのMステの映像をみていた。今はDVDに移さなくてもいっぱいためれるからね！DVDをセットするのをめんどくさがる私はよく見返す番組はレコーダー内蔵メモリに残してある。

2012年Mステスーパーライブから私の録画、編集ライフの始まった(私の家に録画機が投入された)。長い番組、特に歌番組になると編集は欠かせない。長いまま残しておくと容量食うし、見返す時に興味ない歌手をいちいちとばすのも大変だ。

そこでだが、編集には大変な問題が生じる。

どの箇所を消すかだ。

2012から見進めていき、Mステ10時間スペシャル(2015)になった。

当時KAT-TUNも好きだったので、ジャニーズメドレーは残していたのだがそれを観ながら一つ心配ごとが浮かんだ。

「ラルク残してないんじゃね」

可能性はあった。存分にあった。消してそうだった。私はそんなことを余裕でやるようなやつだった。

 まあ、いいやーとか思って消しそうだった。

確かに2015年私の中でラルクブームが落ち着いた時だったし、絶対後の何年後のことを考えているようなやつではなかった。

とりあえず、見続けているとラルクとタモリさんのトークが残っていた。内心キタコレと思いながらもまだ安心はできなかった。トークだけしか残していない可能性も否めなかったからだ。しかも前科あったし、私。

そしたらCMに入った。もちろんCMは編集で切っている。すぐに次の場面になる。

そこにうっているのはタモリさんとSMAP兄さん達の姿。一時停止ボタンは押された。

もう、はい、やらかしたやつー。としか思えない。トークだけ？確かに、トーク大事ダケレドモ！喋ってる姿も喋ってない姿もソロアングル並みの追跡力で追うけれども！！

落胆した面持ちで、SMAP兄さんを見ようと再生ボタンを押した。

タモリさん「それでは参りましょう」

弘中アナ「L'Arc～en～CielでHONEYです。」

「どうぞ」

結局は見れました。素敵でした。

今回のことで私は自分で自分を誉めました。久しぶりに。よくやった自分。よく取っていたこれを。君は天才だ。拍手喝采だよ。ごらんよ、観客からのスタンディングオベーションもすごい歓声だ。

たぶん、テレビに出ている人を好きな人でこんな経験をしたことがある人は山ほどいると思う。うわ、これ録ってたのか私！、とか、このシーン、話だけでもすぐ見返せるようにしてるの私！とか。

スマホ内の画像フォルダとかでも暇な時に見返せばおもしろいスクショとかいっぱ出でてくるだろう。

結局何が言いたいかというと、最近自分で自分を誉めていない人は是非過去に自分がとっておいたものを見返してほしい。テレビに限らずなんかとってるものでもいいから、掘り出して見てみてほしい。

「うわー、懐かしい」に限らず「これいいわー」、「自分すごい」って、気軽に自分を認めてあげることができると思う。

 宝箱って自分でつくることできるんだなって思った。

ちなみに

L'Arc～en～Cielのファンの方々はしっかりしていらっしゃるのでMステの映像はYouTubeなどにもいっぱいあがっていない気がする(もしやってたらだめよ！テレビ番組の違法アップロード！)。